Nine Stories Wide / Jonathan Kreisberg



この人は日本では知名度ないかもしれない。
だけどねー。めちゃめちゃファンなのですよ。
すげーかっこいい。
かなり正統派。バキバキ弾き倒すタイプ。
そういう意味ではぼくのダイスキなパット・マルティーノ御大に似てるのかな。でも、もっと多彩。すんごいセンスの良いアウトをするのです。
ずっと前からなぜかこのCD持っていて、かっこええなぁとずーっと聴いていました。
それで、2007年ニューヨークに行って彼の生演奏に触れる機会がありました。
いーーーやーーーーっ。
もう、最高。
CDで聴くのの何倍もよかった!
バンドのメンバーも最高だったし、曲もよかったし。
しかしなにより彼の音色、めちゃ多彩でよどみのないフレーズ、すごくセンスの良いアウトのフレーズ、エモーショナルに搾り出すような彼のプレイにまったく魅せられてしまいました。
その彼の初期の録音がこれ。
正直、ジャケはちょっとダサいけど中身は極上!
彼はオルガンを入れたトリオの録音が多いけど、この作品ではストレートにギタートリオ!やっぱこうでなくちゃいけねえや。
ベースにラリー・グラナディア、そしてドラムはこれまた大ファンなんだ。ビル・スチュワート。
スタンダードとオリジナルを半々ぐらい。アレンジも良いし、まったく非の打ち所がない。
そう、彼は割とふるいスタンダードがスキみたいですね。古臭い曲をcoolなアレンジでバカテクで弾き倒すのだ!
絶対オススメの一枚。

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