Michel Petrucciani and Niels-Henning クH・sted Pedersen



うーむ!
すごいすごいすごい!
私の大容量iPodはもはやこのCD専用になっています!
ぼくが個人的にすごく尊敬する、大好きなプレイヤーによるライブ音源が発掘。
まぁ、買ってみるか。ぐらいで衝動買いしたのですけど、悪いわけがありません!!
ドラムレスで、手垢のついたスタンダードを演奏しまくる。まさに快演です。
リラックスした感じでそれはもう楽しそうに会話しまくる二人。
聴き応え十分の2枚組みライブ録音。
透き通った和音の響きで、そして実に理に適った適切な音使いの流れるようなラインでアドリブをつなぐペトルチアーニ。
この人のラインはほんとに無駄がない。そしてわかりやすい。
サックス等ホーンプレイヤーに挑戦するがごとく、単音ですばらしい、まさにホーンライクなフレーズばかりなのです。リズムも、ゴーストノートの使い方もまさにお手本。
うーむ!コピーしたい!
すぐにサックスで吹きたい!!
そして怪物ペデルセン。
まさに怪物だよ。つくづく思いました。
ドラムがいないのを良いことにもう遊びまくる。弾きまくる。そしてあおりまくる。
改めて思うけど、とんでもないベースプレイヤーです。
よくこういう饒舌なプレイヤーはジャコとかラファロとか言われるけど、彼らと確実に肩を並べるよ。
とにかく粒のそろった、はっきり発音される高速フレーズの一つ一つには驚嘆するしかないです。エレベだってなかなかこうは行きません。
なぜあなたはホーンプレイヤーじゃないの?とも言いたくなるけど、彼のベーシストとしてのスキルの高さに空恐ろしいものがあります。
とにかくドライブしまくる。伴奏のラインがおいしすぎる。ツボを知りすぎてる。・・・気がする。
ドラムがいないということで彼のリミッターは外れてしまったのかも??
本当の怪物が解き放たれてしまった??
ほんとにすばらしい、久しぶりにJazzという音楽のすばらしさを再認識させてくれるCDに出会えました。
絶対のオススメ盤です。
実は両者とも故人ですよね。本当に残念でなりません。
そういう意味でも実に貴重な録音でもあります。

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