Distractions / Roy Hargrove



1. Distractions (Intro)
2. Crazy Race
3. Kansas City Funk
4. On the One
5. Family
6. Distractions 2
7. Place
8. Hold On
9. Bull***t
10. Distractions 3
11. Can’t Stop
12. Distractions 4
The RH Factor: Renee Neufville (vocals, keyboards); Todd Parsnow (guitar); Keith Anderson (saxophone); Roy Hargrove (trumpet, flugelhorn); Charles McCambell, Bobby Sparks (keyboards); Lenny Starworth, Reggie Washington (bass instrument); Willie Jones III, Jason J.T. Thomas (drums).
Additional personnel: D’Angelo (vocals); David ‘Fathead’ Newman (flute, tenor saxophone)
おおおおおっ!いいじゃないですか!
最近、何の気なしに聴いてみて大当たりだったCDナンバーワン。
生粋のジャズトランペッターだと思っていたら、こんなオシャレでノリノリのFUNK魂を聴かせてくれるなんて。実にうれしい不意打ちです。
ジャズのアルバムだと思って聴いたらボコボコにされます。
こりゃゲストが豪華!Steve ColemanにMe’Shell NdegeOcello、そしてなんとCornell Dupree!!こりゃすごいぜ!
これは分類上FUNKになるのでしょうか?HIP HOP?どちらのファンにも大歓迎されるとおもう。
ただのオシャレなFUNKかなと思うとP-FUNKとかJBの香りもするどす黒いFUNKのタレもたっぷりかかっています。
Royのミュート&エレクトリックトランペット、そしてミニマルな曲のつくりはマイルスへのリスペクトも感じます。
実にゼイタクな、よくばりなFUNKアルバム。けだるい、ゆるゆるで浮遊したHIP HOPとアホアホFUNK。だけどRoyのトランペットには一本ピーンと筋が通っていて心地よい緊張感がある。
実に計算されてる感じがします。でもねらってるようなイヤミも全然なくて、すごーく自然に聴けて実に楽しいアルバム。
これはあらゆる音楽ファンに聴いてほしいです。
曲間を空けないできれいにつなげる方法、これもオシャレ。CD一本で物語を作ってる感じでいいよね。
つまみシンセが聴こえる#7、#10なんか感激!ほんとにParliamentみたい。にくい演出じゃありませんか。
おれらふるいFUNKATEERも置いてかないところがうれしい。やられたぜ!ははは。
えらそうなこと書いちゃうけど、新しいジャズを、音楽を創造するぞ!っていうすごいまじめな姿勢が感じられた。勝手な想像だけどね。

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