レコ発ライブ@国分寺

土曜日は浅草ジャズコンテストでーす。
応援よろしくお願いしますね。
http://www.taitocity.net/taito/zaidan/asakusajazzcon/asakusajazzcon31th-020.html
20バンドぐらい出るそう。ひとバンド5分とかの持ち時間なので、あまり見に来てね!って言いにくいんだけどね・・・。
でも応援あったらそりゃ張りきっちゃいますぜよ。
そんでグランプリ取ったらおごるぜ。わはははは。
いつもながらでやり残した感一杯。
ま、キリがないもんなんだけどね。ジャズなんてアドリブだからとくにね。
いまさらジタバタしてもしょうがないので、体調管理。リラックス。共演者を良く聴く。そんだけだね。
いやー、ほんとにスポーツと同じだよなあと思うわけですよ。
   ++++++
さて、今日はライブレポート。
晴れて発売までこぎつけましたわれわれのCDです。

(Push One’s Way/Innocrossing. ラルゴフォンレーベルより絶賛発売中。アマゾンかディスクユニオン、またはライブで直接お求めください。)
これが発売されましたその当日、11/5ですね、国分寺でライブがありました。
地域のコミュニティセンターみたいなところだったんですがね。
「~~区地域公民館ナントカセンター」的なノリで。
いや、そう聞いて自分もちょっとナメてたんですよ。
「どうせ近所の老人たちがヒマつぶしにやってきて、どうせだれも聴いちゃいねえんだろな。へーんだ。」
・・・ぐらいに思っていました。
ところが!!!
ほんとにごめんなさい。ぼくの大間違いでした。
確かに地元のおじいちゃんおばあちゃんが集まる公民館風。
そこの集会室というか、ロビーみたいなところでの演奏だったんですけどね、観客の皆様の熱気がちがうんだよ!

(すいません・・・。いつもながらあまり写真がないのです・・・。)
キャパ60ぐらいでしょうか?
これがね、開演直前になったら超満員すし詰め。
確かにご高齢の皆様が多いんだけど、皆さんの目の色が違うんだ!
なんか様子がおかしいぞ・・・?
そんな疑念は演奏始まったらすぐ確信に変わりました。
みなさん本気で、食らいついてすごいまじめに音楽を聴いてくださってるんですよ!
もう、おれら演奏者を観察する視線。
観客席からの「圧」がすごい。みなさん、
「俺たちゃてめえらを聴きに来てんぞ。小僧っこども。ほれ。目にもの見せてみろや。コラ。」
というオーラをビシビシ感じる。
実際、ヘボいソロをすれば拍手はパラパラと。
ガツッと良いソロができた時はまさに喝采の拍手!
そうそう。第一ね、みなさま「JAZZを聴くとき、拍手する位置をご存じ」ということがすごい!と思ったのです。
ぼくもいろんなところで演奏してきたけどねー、やはりみなさん拍手のタイミングに困っている&拍手くれないことが実はほとんどなのです。
(もちろんそれは演者が未熟だ、ということがほとんどであるのですけどね…。苦笑。)
まあ、もちろんね、あまり一般的でみんなが聴きなれてる音楽でもないしね。ジャズなんて。
実はですね!お話しを聞いたら、この公民館でのこういう無料コンサートってのは10年以上、100回を超える歴史のあるものだそうなんです。
その歴史にはかなりビッグネームの名前も連ねられるそうです。
なるほどなるほど。実に納得であります。
国分寺のおじいちゃんおばあちゃん。タダモノではありませんでした。実に耳が肥えていらっしゃったのです。
こういうのってほんと素晴らしいなと思います。
地方自治体などが定期的にプロの演奏家を雇って無料コンサートを開催する。これこそ本当の文化事業だと思いますよ。
もっと評価されるべき。もっといろんな人たちに知ってもらって、来てもらうべきコンサートです。
あえて公開しちゃいましょう。こちら:
国分寺さわやかプラザもとまち
日本てやはり、コンサートとかの入場料も欧米に比べてバカみたいに高いしね。なかなか音楽を含め芸術一般がわれわれ庶民に浸透しにくい風土ってのがあると思います。
しかしこの国分寺にはその風土がある。文化程度が高い!ということを演者の立場で肌で感じることができたのです。
今回の主催の方には心から敬意を表します。
どうかどうか、この素晴らしいコンサートを200回300回と続けてください。
そして若い人たちにももっと浸透すると良いね。
とまれ、自分らもあおられて、余計に良いパフォーマンスができたかなと思います。
嬉しい体験でした。
   ++++++
そうそう。CDの話でした。
演奏後にすぐCD直売会となったのですが、これがバカ売れ!
いやー、なにがどうウケたのか分かりませんが、とにかく好評をいただきまして、できたてホカホカのCDをかなり買っていただけました。

ホカホカ。
CD売り場で、ガーッとおばちゃ・・・もとい、お姉さまたちにピラニアのごとく群がられたメンバー一同は、食い殺されるんじゃないか?と多少命の危険を感じつつもサイン求められたりして。
CD即売&サイン会なんてまぁ、めったにあるもんじゃありません。
稚拙な音楽でなんとも恥ずかしい限りですが、まぁ、音楽家冥利に尽きるってなもんです。
くすぐったいですが嬉しいもんです。
われわれ、動揺しまくりですわ。わはは。

動揺しつつサイン攻めのメンバーたち。

ラルゴフォンのニコサマも駆けつけてくださいました。
今回ジャケットデザインもお願いしました。
    ++++++
国分寺のみなさま。
ぼくはまだペーペーですが、いつかまた呼んでください。
その時にはもっともっとビッグになって、素晴らしい演奏でみなさんに挑戦したいと存じます。

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