Elis Regina in London / Elis Regina



Elis Regina 69年の作品。
ビッグバンドというか、オーケストラとの競演ですね。
もうめちゃめちゃゴージャスで楽しい、すごい密度の濃い録音です。
オモチャ箱とかモツの煮込みみたいにたのしいたのしいアルバム。
元気がほしい人にも絶対オススメできる。
オケのバックというとムード歌謡?とんでもない。
アップテンポの曲が多く、実はかなりガツガツ、ギラギラした感じです。それもElisのパワーゆえか。
ボサの名曲も早めににアレンジされてたりします。
バンドのテク、ノリもすばらしいし、弦がゴージャスにおかずを入れるし、たまらんです。
そのオケを従えて、朗々と、力強く歌い上げるElisのパワーに圧倒されます。
自分、恥ずかしながらこのCD、ライブ録音だと勘違いしていました。それほどの押し寄せるパワーがみなぎる演奏なのです。
うーん。わずか36歳で急逝されたのがほんとに惜しまれます・・・。
エリスの代表作、大定番とされるこのCDだけど実に納得!です。
巨匠、トム・ジョビンと競演の「Elis&Tom」も大オススメディスクだけど、彼女のエネルギッシュな歌声を聴く上でまずは「in London」をおすすめ。
大定番の大名盤!
だけど、ジャケの写真ちょっと恐いよね。

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