1. Giving Up
2. A Song For You
3. Little Girl
4. He Ain’t Heavy, He’s My Brother
5. Magnificent Sanctuary Band
6. She Is My Lady
7. I Believe In Music
8. Take A Love Song
9. Put Your Hand In The Hand
10. Be There
11. This Christmas
うーん。
これを聴いてつくづく思う。
ほんとにダニーの声はすごすぎる。
あんなに力があるのにどうしてこんなにはかなくて壊れそうなんだろう。矛盾した言い方だけど、ほんとにこうとしか表現できないよ。
やっぱりヴォーカリストの真価は「声」なんだなと思う。いったい何が取り憑いて、いったいどうして神様は彼にこんな声を与えたんだろう?
カエターノだってミニーだってアッコだってすばらしすぎる。でもダニーはもうちょっとすごいかもしれん。と思った。
どんな楽器の達人でもやっぱり人の声にはかなわない。ダニーの声にはかなわない。天才Milesだってかなわないと思う。やっぱり一番すばらしい音楽は人の声に他ならない、と。
このアルバムはスタジオ録音でバラードが中心。
大量破壊兵器ともいえる名盤、「Live」とは対極にある作品です。彼の声の深いところまでじっくり聴けるような気がして、もうたまりません。おらぁ、涙なくして聴けないよ。
ぼくはこの世でDonnyの「Live」しか信じられるもの無いよ。というぐらいほれ込んでるけど、このアルバムはまたすごい。違うDonnyを聴けて本当に感激だ。
「Live」とは対照的にバラード中心。またこの曲がみんな良いんだなー!
(追記:実はカバーがかなり多いのです。#6はなんとGeoge Clinton大僧正の作曲!!彼がこんな甘いバラードを書くなんて!)
より彼のBluesな部分強い感じだ。負の部分というか、暗くて、ネガティブで。でもどこか陽気なブルースの世界。
そしてホーンやストリングスもゴージャスに彼の声を支える。彼の声が最高潮を迎えるとそのバックでドカーンとオーケストラが吼える!たまらん!
もう今週5回以上聴いてるよ。
*このレビューは2008年5月にmixiに投稿したものです。
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