歌謡スカ一番星、What’s love?の1stアルバム。
このバンド、ダイスキなんです。
心にしみる歌詞をゴキゲンなスカビートに乗せて歌う「歌謡スカ」。
この独自の路線を開拓したWhat’s Love?の1st。
ヴォーカル、マッツの歌世界はかなりオールドスクールな感じの昭和歌謡。
フォーク世代のものと言っても良いかもしれない。
これが実に良いんだなー。
ジーンときちゃうよ。おらぁ、ダイスキだ。
悲しい恋の思い出、友人との別れなんかが底抜けに陽気なスカのリズムで歌われる。
「スカ+歌謡」
売れる要素ばっちりだぜ!ずるいよ!と言ってしまいたくなるようなこのバンド。
その策略にすっかりハメられてます。
もう、ダイスキ。
その昔、SKA帝国でご一緒したこともあります。
ライブパフォーマンスもスキがなくてすばらしいです。
アルバム何枚か出てるけどやっぱしファーストが一番キレてて勢いもあって最高。
結成メンバーのベーシスト、阿部光一郎さんはいいなぁ。
#8でのジャコそのまんまのアレンジにニヤリとしちゃった。
#9、11のカヴァーも最高。
昭和歌謡の世界観そのまんまの曲をやっぱりノリノリのスカでカヴァー。
とくに「木綿のハンカチーフ」はダイスキな曲ナンバーワンだ。実にマッツの声とスカビートにマッチしてる。
全曲ダイスキだけど、キラートラックは#1,2、そして#10の「帰り道」の疾走感がたまりません。